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和紙糸の撚糸工場にお伺いしました
zeroでも御馴染みの和紙の服。
その元になっている和紙糸を創っている備後撚糸(株)さんに
見学、勉強も兼ねてお邪魔しました。
どのように創られているのか?
どのような想いで創っているのか?
現場を見なければモノづくりは出来ないので
しっかりと肌で感じてきました。
日頃からお世話になっており、
アツく、気さくな社長、貴重なお時間を頂きました。
撚糸業者では広島県内はもとより、国内でも有数の施設規模を誇る
備後撚糸株式会社様です。
和紙糸【備和】は創業90余年に渡る撚糸技術をもとに
製造された備後撚糸株式会社のオリジナル製品になります。
開発期間にも膨大な時間を注ぎ込んだ最高のモノです。
【備和】は糸にする為の紙を製紙会社に特別に製造依頼し、品質に拘っています。
和紙糸は天然繊維であり、環境対策の視点で捉えたとしても
「焼却は問題ない・地中分解もされる」という面から、
ロハスという切り口や、エコ素材、環境保全という観点でも期待できます。
日本古来より和紙は、襖や障子など人々の生活に無くてはならないものでした。
調湿性に優れ、至る所に使われていました。
マニラ麻を原料とし、現代和紙製法で作り上げた和紙を最高の技術で糸にしています。
御存知の方もいらっしゃると思いますが、
他の繊維と比べて比べて非常に軽いのが特徴ですね。
綿や麻よりも毛羽が少なく、強度も申し分無いです。
他の繊維よりも消臭性能も優れています。
個人的に一番感じる点では、【通気性の良さ】
さらっとしたシャリ感のある肌触り、ドライな感じが凄く良いと思います。
勿論、素材が紙なので吸水性、吸汗性にもメリットが高い。
和紙自体が多孔質な上に、テープ状に
スリットしてからの撚糸工程で出来る微細な空間が、
調湿作用を引き起こし、乾燥性・発散性にも優れ、
肌に快適な環境を作り出します。
工場の至る所にこういった心に訴える言葉を飾っています。
良いモノを創るのは大事ですし、仕事する上で当たり前なのですが、
それ以上に気持ちや心って大事だなと。
そう感じられる、凄く良い会社でした。
人として、会社として、人生の先輩です。
勉強させて頂きました。
新企画で和紙糸を使った商品を近日中に先行販売します。
マクアケ(クラウドファンディング)より6/12公開を予定しています。
またSNSやブログを通じて発信していきますので要チェック。
乞う御期待下さいませ。
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